集団塾講師の強みの一つって、チョーク一本あれば教えられることだと思います。予備校講師なんかとくに。
個別指導だとテキストの演習が多く、黒板を使って単元を解説する時間が少ないので、ペン一本で80分授業する、という感覚はほとんど無いのが普通でしょう。ただ、やらないだけで、できないわけではありません。
プロの個別指導講師だと、「じゃあ80分間ペン1本だけで授業をおこなってください。テキストは使わずに。」と言われても、ホワイトボードを使って、全然できると思います。わたしもできます。
ホワイトボードを使って80分間、テキスト無しで、ペン一本である単元をみっちり解説し、適当な問題をその場で考えて作って解かせる、なんて、ベテランなら余裕で出来ますからね。
ただ出来ないこともあります。集団塾講師がやっている、「大人数の生徒に対して自分の声や自分の個性を行き届かせて授業する」これは個別指導講師にはなかなか難しいことですね。50人くらい入る教室の奥の隅々まで、自分の個性を行き届かせて授業する力って、やっぱり向き不向きがありますからね。わたしなんか全然できないと思います。(というより、昔、文教大付属高校でちょっと授業したことがあるのですが、ぜんぜん向いていませんでした笑)
講師たるもの五者たれ、なんて言葉もありますが、集団塾講師にとくに必要なのは「役者」や「芸者」の部分でしょう。
ちなみに五者とは、
「学者」…教務的知識を持つ人
「易者」…将来の進路指導ができる人
「役者」…講師役を演じて魅せる授業ができる人
「医者」…生徒の苦手や悩みを理解し解決できる人
「芸者」…楽しませて授業に興味を持たせる人
個別指導講師にとくに重要なのは、「医者」の部分ですね。それぞれの生徒のつまづきや悩みを見抜き、処方箋を出す力が必要なのです。
地元の個別指導塾 梶ヶ谷校では、徐々に生徒も増えてきて、ひとりひとりの生徒それぞれに最適なことを常に考えて授業しているので、ワンオペで回している校長のわたしの頭も徐々にいっぱいいっぱいになってきていますが(汗)、まだ席に空きはございます。
講師も入れる予定なので、まだまだ、梶ヶ谷近辺の生徒さんたちを迎え入れて授業していけます。お気軽にお問い合わせください。
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