毎週土曜日更新を頑張っているこのブログ、今回、中間テストでバタバタしていたということもあり(完全に言い訳ですね)、しっかりした内容を考えていなかったので、なんとなく、思いついたことを喋るだけの記事にしようと思います。それが意外と面白くなるかも…
先日、「フォレスタ」という有名な塾用テキストを久しぶりに見る機会があったのですが、その内容の異様な薄っぺらさに驚きあきれ、昔じぶんも、別な塾でフォレスタを使って授業したことが、今になって恥ずかしくなりました。それくらい、子供の学力向上を考えていない、薄っぺらいテキストだと思います。中学校の定期テストで10点~20点しか取れない子を、とりあえず30点~40点とれるように導くのであれば、フォレスタでも少しは役に立つかもしれません。それでも、フォレスタよりまともなテキストは他にあります。
本当にびっくりしました。ちなみに「フォレスタ」は、スプリックスという、森塾の運営会社がつくったテキストですね。要するに、森塾が作ったテキストなんて…お察しということです。にしても、あの中身の無さは、どうにかした方が良いと思います。生徒の学力向上のために作られたというより、個別指導塾をオペレーションしやすくするために作られたテキスト、って感じです。
塾からフォレスタという赤いテキストを渡されたら、要注意ということです。
そしてフォレスタを使う塾、わたしのまわりではフランチャイズ塾に多い印象です。
(子供並みにyoutubeが好きなわたしが、暴露系youtuberに感化されてこんな記事を書くだけです。ただし全て事実です。)
…いまお子さんが通っている塾、フランチャイズではないですか?
(スクールIE、明光義塾、松陰塾…)
フランチャイズかどうかは、外からは分かりづらいです。フランチャイズの記載なんかはやらないですから。まぁただ、全国チェーンの名前だけど、やっているオーナーさんが、なんか年配のおじさんとか、夫婦で管理しているっぽいところは、だいたいフランチャイズでしょう。
以前わたしもフランチャイズオーナーのもとで教室長をしたことがあります。
経験上、フランチャイズ個別塾の中身は以下です。
① 本部と連携なんかしていない。
本部が、開業したオーナーに手厚いフォローなんかおこないません。年に1回くらい、本部の営業の人がやってきて、「もうちょっとのぼり置いたほうがよいですね」とか、「広告うちましょう」とか言うくらいの、形式的なものです。
② フランチャイズオーナーは生徒数をごまかす(ロイヤリティ払いたくない)。
お金がないので、本部への報告を適当に偽って、生徒数を少なく見せて、ロイヤリティを減らす技術を、オーナーは自然と身につけます。
(本部もなんとなくそれを察しているので、「最近調子よいみたいですねー!」みたいな、嫌味のきいた電話をしてきます。)
③ ただの商売。
フランチャイズオーナーは、「なんか商売はじめたいなぁ、むかし塾講師やったことあるし、フランチャイズ説明会行ってみるか」→「良さそうやなぁ」くらいのノリで、塾を開業する人もいます。というか、わたしの知っている人は、そうでした。「100均と個別塾、どっち開業しようかなー」って迷ってたみたいです。あわやわたしは100均の店長になるところでした。
生徒への気持ちも、その程度ということです。
前に他の記事でも書きましたが、「塾人」としての熱い教育欲がないと、だめですね。
商売としてしか塾を考えていない⇒教務水準が下がる&生徒への気持ちが限りなく薄い⇒営業活動は頑張るが退塾も多く、サービス満足度高くない⇒長い目で見てつぶれる。
この流れを目の当たりにしてきました。
(↑むかし所属したフランチャイズ塾の、マニュアルの一部です↑)
いま自分は、地元の個別指導塾で、こういうマニュアルで集客するような仕事の仕方は、しないようにしています。
すいません、今回はとりとめのないお喋りなので、話変わります。
わたし、今では中央林間に住んでいるのですが、川崎にはかれこれ10年住んでいました。20代のすべて、川崎ですごしました。川崎は青春みたいなもんです。南武線のどの駅にも、はっきりと想い出があります。
それは置いといて、中央林間には、自分が学生のときにアルバイトをしていた時の、教室長さんが住んでいるはずで、わたしはその人を好きなので、どっかで出くわさないかなーといつも思っています。その塾はいわゆる全国チェーンの個別指導塾でした。その社員の教室長さんも、やっぱり営業の得意なちゃんとした社会人!って感じだったんですが、人が良いというか、生徒への気持ちもちゃんとある人で、親しみのもてる人でした。よく講師たちとも飲んでいました。
その教室長さんのエピソード。
ある日、夜に教室から帰るとき、そこは建物の2階だったのですが、急に階段の降り方がわからなくなって、救急車を呼んだことがあったそうです。「階段ってどうやって降りるんだっけ…?」というホラーな状況だったそうです。
ま、それくらいストレスがたまっていたということです。大手塾は怖いですね。
その後、入院されて、回復して、川崎市内の教室に配属されました。そこでわたしはその教室長と出会いました。後年自分が教室長をやる立場になって、わたしが教室長としての振る舞いなどを思い出して参考にしていたのは、この方です。感謝しているので、また会いたいものですね。
その方、中央林間に奥さんと娘さんと住んでいたのは間違いありません。わたしも中央林間で奥さんと娘さんと暮らしている今、ぜひ出くわしたいものです。
今回はこれくらいにしておきます。
首尾一貫したブログを、今後は書くように気を付けます…
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